代表挨拶

 日本の伝統工芸技術は、先代より受け継がれた技術と己の培った経験により次第に進化していった苦労の結晶だと師匠でもある相談役の小林友成は述べています。
 確かに何十年何百年と受け継がれた技術と経験は、習得しがたく、最新の機械をもってしても真似できないものだったりします。石屋の仕事は今なお、機械よりも人の手こそカギを握る部分が大きいです。オーダーメイドの石材製品が完成するまで、それぞれの工程で専門の熟練職人が関わります。つまり先ほど述べた技術と経験がとても大切なのです。

重機での運搬が不可能なところでもなんのその。

技術と経験と知恵で大きな石を人力とテコの原理で運搬する都心墓地での作業風景。

 ただし、もう一つ見落としてはならない重要なことがあります。それは、その職人たちの連携が悪いと、いくら各々の職人がベストを尽くしたとしても歪み(ひずみ)が生じ、最高の石材製品は出来上がらないということです。そこで、小林石材では工程の首尾一貫を一人の担当責任者(当店では現場を熟知した設計者のこと)が関わるようにして、その歪み(ひずみ)が生じないよう注意しております。一人の担当責任者が最初から最後まで監督もしくは作業をして完成させることにより、お施主様の想いをしっかりと石材製品にのせてお届けしていきたいと思っております。(→当店のこだわり

 お施主様の想いをしっかりのせて、心を込めて造り上げたものこそ、お施主様から大事にされ、また誰かに受け継がれていくものだと思っております。

小林石材 代表 小林友善

お施主様の想いを石材製品にしっかりのせてお届けしていきます